「太陽光投資」は発電した電力を売却するビジネス

太陽電池パネルといえば、住宅の屋根に取り付けるものをイメージしやすいですが、太陽光投資にはより発電出力の高い「産業用設備」をもちいます。

発電出力が10kw未満である住宅用設備に比べて、産業用設備は10kw～2,000kwの発電出力を持つことから、エネルギーの生産力が桁違いなのです。

業者が取り扱うものには「土地付き太陽光投資」と呼ばれる、太陽電池パネルと土地がセットになった物件もあるため、土地を保有していなくても始めることが可能。「土地選びは難しそう」という不安を解消しつつ、それぞれのニーズに応じてスタートできます。

「太陽電池パネル」が電力を生み出す仕組み

太陽光投資に利用する太陽電池パネルは、いわば小さな発電所。発電設備が太陽光を浴びたとき、「光起電力効果」や「光電効果」と呼ばれる作用が働き電力が生まれます。

なお、太陽電池パネルには「電池」という名称が使われているものの、エネルギーを溜め込む機能はありません。この事実は認知されていないため、「非常時に予備電源として使える」といった誤情報が広まりがちです。

基本的に、太陽電池パネルは発電能力しか持っていないので、住宅用・産業用にかかわらず「単体で蓄電する機能はない」と覚えておいてください。

サラリーマンや主婦でも始められるの？

年金減額や失業率増加の不安がささやかれるなか、私たちは従来よりも「将来の資産作り」を真剣に考えなければなりません。

「資産家ではないから投資はしない」ではなく、サラリーマンや主婦だからこそ投資が必要な時代になりつつあるのです。

しかし、投資の王道ともいえる株式投資や不動産投資は、投資先の分析や運用の手間を必要とします。そのため、時間のないサラリーマンや主婦には不向きなのです。

一方、太陽光投資は発電設備さえ用意すれば、「ほったらかし運用」といえる状態でも長期的に安定利益をもたらしてくれます。太陽光さえ当たれば問題ないので、複雑な分析や入居者確保のための営業も必要ありません。

• 将来、年金が支給されるのか不安
• 資産形成を始めたいけど失敗が怖い
• 手間のかからない投資に興味がある

このような思いを抱いているサラリーマンや主婦にとって、太陽光投資はまさに「理想的な投資手段」なのです。

太陽光投資はどれくらい儲かる？

発電量は天候や建設地域に左右されるものの、投資額に対する利益率は「1年あたり10％前後」が目安だといわれています。

つまり、1,000万円で太陽光投資を始めれば、年間収入はおよそ100万円。ざっくりとした計算ではありますが、10年ほど運用を続ければ投資額を回収できる計算です。

さらに、投資額を回収したあとの収入は、すべて「純粋な利益」として投資家の資産となり、太陽光投資を継続している期間は毎年100万円を得られます。

仮に発電量が想定水準に届かないとしても、太陽電池パネルは長期利用を前提に設計されているため、15年,20年と運用すれば「投資額以上の資産」を手にすることが可能。これらの条件からも、太陽光投資は安定感のある投資手段だといえます。

基礎知識を確認するにつれて、太陽光投資は決してギャンブルではなく「堅実なビジネス」であると伝わったでしょうか？

つぎのページでは、太陽光投資のメリットを詳しく解説しつつ、「なぜ、太陽光投資がおすすめなの？」といった疑問に答えていきます。