太陽光発電投資の基礎を知る
2019.02.24 Feb
物件管理の流れ・費用
オーナーがおこなう管理は「発電量チェック」と「報告書の管理」
「今月はどれほど発電したのかな?」発電所のオーナーがいちばん気になる部分ですよね。
定期的に発電量をチェックすることも大事な管理のひとつです。
この発電量の管理が容易にできる「遠隔監視装置」と呼ばれるシステムが、ほとんどの発電設備には設置されています。
発電所から遠く離れた自宅のパソコンやスマートフォンなどから時間・日・月・年ごとの発電量がチェックできます。
専門的な設備管理はメンテナンス会社にお任せ
国は太陽光の発電事業者(発電所のオーナー)に対して定期的な点検や適切なメンテナンスを義務付けています。通常、この義務に沿った点検やメンテナンスは専門のメンテナンス会社に依頼します。
点検やメンテナンスの過失をたらい回しにされないために、発電所を施工した会社へ依頼することが一般的です。
しかし、施工会社がメンテナンスを請け負っていない場合もあります。その場合は、緊急時の対応を考慮して発電所の近隣で営業しているメンテナンス会社に依頼すると良いでしょう。
メンテナンス会社は発電設備の定期点検を年に1回行います。
点検する内容はかなり専門的です。点検報告書を見てもよく分からないと思いますが心配はいりません。
オーナーにとって大切なことは受け取った報告書を大事に保管しておくことです。
点検の結果によってはメンテナンスが必要になるケースがあります。依頼したメンテナンスの完了後にはメンテナンス報告書が提出されますので、この報告書も点検報告書と併せて大事に保管しておきます。
このように、太陽光発電の管理において実際にオーナーが行うことは発電量のデータ管理と報告書の管理のみです。
1年に1回、太陽光発電の管理にかかった費用について国に報告をしますが、資源エネ庁のホームページにある電子報告書に記載するだけなので容易にできます。
点検やメンテナンスの費用について
メンテナンス会社に委託する点検やメンテナンスの費用はどれくらいかかるのでしょうか。
点検費用の現在の相場は、1年に1回の定期点検で1キロワットあたり年額1,500円前後です。50kWの発電設備であれば、年額75,000円程度ということになります。
これは発電設備の規模が大きくなるにつれて単価が安くなる傾向にあります。
メンテナンスにおいて修繕や部品の交換は実費となりますが、その他の定期的なメンテナンスとして敷地内の草刈りが挙げられます。
雑草が伸びすぎてしまうと、太陽光パネルを覆ってしまい発電の障害になってしまいます。
草刈り作業の外部委託の相場は、だいたい100坪あたり25,000円前後ですが、自らで除草作業を行っているオーナーも珍しくありません。
次に、太陽光発電設備のメンテナンスについて紹介します。
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著者 今野 彰久
スマートエネルギー事業部の部長です。
自身でも太陽光投資をしているため、投資する方の目線でのご紹介を得意としています。
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