太陽光発電投資の基礎を知る
2019.02.24 Feb
融資の基礎知識
太陽光投資を始めるにあたり「できる限り収益性を高めたい」と望むなら、融資の存在を忘れてはいけません。それほど「融資を利用する・利用しない」という違いは、最終的な利益額に大きく影響するのです。
しかし、これまで投資に関わりのなかった人にとって、融資は馴染み深いものではありません。このページでは、太陽光投資に対して「融資が発揮する効果」について解説していきます。
融資を利用すれば投資効率を最大化できる
適正価格で太陽光施設を建設すれば、おおよそ利回りは10%前後。この水準は、投資家によって大きく変わるものではありません。
そのため太陽光投資で収益性を向上させるなら、投資額を増やして「発電容量の大きな案件に投資する」ことが有効なのです。
これを実現するには、借入を利用して投資効率を高めるのが現実的。頼れる収入源として太陽光投資を始めるなら、融資は心強い味方になってくれます。
資金を借り入れるデメリットやリスクとは?
融資は容易に投資効率を高められる反面、以下のようなデメリットやリスクが付きまといます。
・借金をしているというプレッシャーがある
・悪条件で融資を受けると返済総額が大きくなる
それぞれ順番に解説していきます。
借金をしているというプレッシャー
融資というのは、表現を変えれば「借金」です。当然ながら借金には返済義務があり、毎月決まった日に金融機関に返済しなければなりません。
もちろん、太陽光投資は安定利益を得られるため、計画段階で不備がなければ滞りなく完済できます。しかし、仮に災害・盗難被害により太陽光施設が大破すればどうでしょうか?
売電収入は激減して、返済金の捻出が難しくなると想像できるはずです。このような被害にあう可能性は低いものの、融資を完済するまで不安を消し去ることは難しいといえます。
金利次第で返済総額は大きくなる
融資元の金融機関により融資条件はさまざま。ただし、一般的に年収・勤続年数からなる「属性」に厳しい審査基準をもちいる金融機関ほど、金利は低い傾向にあります。
このとき「しょせん金利差は数%」といって軽視するのは禁物。少しの金利差であっても、長期的に見れば利息総額は大きく異なるのです。
融資の審査基準としてもちいる「属性」とは
デメリットにさえ気を付ければ、融資は投資家の強力な支えになります。しかし、誰もが「希望した金額」で融資を受けられるわけではありません。
借入の可否や融資条件は、つぎのような要素からなる「属性」によって判断されるのです。
・勤務先の年収・業種
・勤続年数
・資産状況
・家族構成
これらのほか、数多くの情報から返済能力を見極めます。たとえば業種が医師や士業、公務員などの場合は収入が安定しており、失業の懸念が少ないため属性に対する評価は上々。
ほかにも、貯蓄額や担保となる土地・不動産がある場合は評価が高くなります。しかし、マイホームを持っていたとしても、ローンの残債があれば「返済の足を引っ張る負債」とみなされて融資には不利に働きます。
つぎのページでは、金融機関によって融資条件がどのように左右されるのか解説していきます。
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著者 今野 彰久
スマートエネルギー事業部の部長です。
自身でも太陽光投資をしているため、投資する方の目線でのご紹介を得意としています。
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