【少額投資OK】太陽光発電ファンドの投資利回りは?

今野 彰久

著者 今野 彰久

スマートエネルギー事業部の部長です。
自身でも太陽光投資をしているため、投資する方の目線でのご紹介を得意としています。

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太陽光発電投資をするには、自分で設備を購入して運用する以外にも、ファンドを利用する方法もあります。ファンドに投資すれば、少額の出資で手間をかけずに売電収入を得られます。


今回は、太陽光発電ファンドの仕組みや利回りについて解説したうえで、どのような人に向いているかご説明します。

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1.太陽光発電ファンドはどのような投資商品?

パネル

太陽光発電ファンドとは、複数の出資者(投資家)から集めた資金を用いて、ファンドの運営元が太陽光投資を行い、そのリターンを出資者に分配する金融商品です。

ここでは、太陽光発電ファンドのメリットとデメリットについて解説していきます。

(1)太陽光発電ファンドのメリット

太陽光発電ファンドには、主に以下2点のメリットがあります。

太陽光発電ファンドのメリット
少額で投資できる
手間がかからない

太陽光発電所を自分で購入して運用する場合、多額の初期費用がかかります。その点、ファンドを利用すれば、少額の資金で投資をして、リターンが得られます。

また、発電所を自分で運用する場合、土地の契約や各種工事に伴う手続き、発電量を維持するためのメンテナンスなどが必要です。一方、ファンドなら、必要な手続きやメンテナンスはすべて運営者が行うため、出資者には手間がかかりません。

(2)太陽光発電ファンドのデメリット

太陽光発電ファンドには、以下のようなデメリットもあります。

太陽光発電ファンドのデメリット
実物の太陽光発電を運用するよりリターンは少ない傾向
投資エリアや運用方針を自身で決められない

太陽光発電ファンドは、売電収入を出資者全員に分配するという特性上、一人ひとりが得られるリターンは少なくなります。

また、運用にまつわる大部分のプロセスを一任しているため、手間がかからない反面、自身の判断でコントロールできる領域は極めて少ないです。

なお、証券取引所で購入できる上場ファンドではなく、ソーシャルレンディングを通じて購入する非上場ファンドの場合、決められた期間内には中途解約できないものが多いため注意してください。

関連記事:太陽光投資は超かんたん!?何も知らないド素人でも投資家になれた話

2.太陽光発電ファンドの投資~分配までの仕組み

手順

証券取引所で購入できる上場ファンドと、ソーシャルレンディングという形式で取引される非上場ファンドでは、投資から分配までのプロセスにやや違いがあります。

まず、上場している太陽光発電ファンド(インフラファンド)は、通常の株式と似たようなプロセスで購入します。

上場している太陽光発電ファンドの場合
1.証券取引所からファンドを購入する
2.保有中は年1~2回分配金を得られる
3.任意のタイミングで売却注文

一方、ソーシャルレンディングを通じて太陽光発電ファンドに投資を行う場合、以下のような手順を踏んでいくこととなります。

未上場の太陽光発電ファンドの場合
1.ウェブサービスを通じてファンドに出資
2.出資金をもとに太陽光発電所の運用がスタート
3.毎月の売電収入から利益の一部を出資者に還元
4.運用期間を終えるまで保有を継続する

上場ファンドの場合は、すでに複数の太陽光発電所を運用している「投資法人」という組織に投資することとなり、非上場ファンドの場合はこれから運用される太陽光発電所に出資する形となります。前述したように、非上場ファンドは任意のタイミングで手放せず、運用期間を終えるまで保有しなければならない点に留意してください。

3.太陽光発電ファンドの平均的な利回りは何%?

お金

投資商品を選ぶうえでは、投資額に対する収益の割合である「利回り」のチェックが欠かせません。

太陽光発電ファンドのうち、上場ファンドの分配利回りは以下のとおりです。

インフラファンドの分配利回り
エネクス・インフラ投資法人 6.88%
日本再生可能エネルギー・インフラ投資法人 6.03%
東京インフラ・エネルギー投資法人 6.03%
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 6.00%
いちごグリーンインフラ投資法人 5.62%
タカラレーベン・インフラ投資法人 5.54%

※2019年11月22日時点

一方、非上場ファンドは数が多く、一概に平均利回りを求めることが困難であるものの、おおむね上場ファンドに近しい水準となっています。

4.太陽光発電ファンドと太陽光投資はどちらがおすすめ?

比較

太陽光発電ファンドと太陽光発電投資は、両者ともに一長一短あるため、一概にどちらかを推奨できるものではありません。どちらが向いているかは、人それぞれ異なります。

ここでは、太陽光発電ファンドと太陽光発電投資、それぞれに向いているのがどんな人なのかご説明します。

(1)太陽光発電ファンドが適している人

太陽光発電ファンドに向いている人は、以下の3タイプです。

太陽光発電ファンドに向いている人
少額投資をしたい
融資を利用せず自己資金のみで投資をしたい
実物資産を持つことにデメリットを感じている

自分で太陽光発電投資をするには、多額の初期費用が必要です。自己資金で賄えない分は金融機関や信販会社から融資を受けることも可能ですが、この場合、資金の返済の他に利息もかかります。

そのため、多額の資金を投資に回したくない人や、融資を利用したくない人には太陽光発電ファンドの方が向いているといえるでしょう。また、実物資産を持つことに抵抗があるという人にも、太陽光発電ファンドのほうが向いています。

(2)太陽光投資が適している人

以下の3タイプにあてはまる人は、太陽光発電投資のほうがおすすめです。

太陽光発電投資に向いている人
レバレッジをかけて投資したい
太陽光投資を基軸に資産拡大を目指したい
節税対策の手段が多いほうが望ましい

太陽光発電投資では融資を利用できます。融資を利用すれば、少ない資金でもスケールの大きな太陽光発電所を購入して、大きなリターンを得られます。

リターンが大きければ、それを元手に別の事業・投資を始めて、さらに資産拡大することも可能です。逆に、リターンの小さい太陽光発電ファンドは、資産拡大には向かないといえます。

また、法人を設立して太陽光投資をスタートした場合、事業に関連するあらゆる出費を経費計上できるため、節税対策の幅が広くなります。一方、ネット上からワンアクションで投資ができる太陽光発電ファンドの運用は、経費として認められる出費が少なく、効果的に税負担を軽減することは難しいのです。

関連記事:産業用太陽光発電とは?投資費用とメリット・デメリットを解説

5.太陽光発電ファンド・太陽光発電投資のまとめ

太陽光発電ファンドと太陽光発電投資、それぞれの特徴をまとめた比較表は以下のとおりです。

太陽光発電ファンド 太陽光発電投資
投資に必要な額 少額 高額
融資の可否 不可
手続きやメンテナンス 不要 必要
リターンの額 少額 高額
利回り 分配利回り:5~7%程度 表面利回り:10%前後

太陽光発電投資のメリットは、ファンドに比べてリターンが大きく、レバレッジを利用した資産運用ができます。一方、初期費用が高く、各種手続きやメンテナンスが必要な点はデメリットです。

しかし、メンテナンスを業者に外注すれば、手間をかけずに半不労所得のような形で売電収入を得続けられるため、やり方次第でデメリットを少なくすることも可能です。

デメリットが少ないなら、リターンが大きく、利回りの高い太陽光発電投資のほうが良いという方も多いはず。資金が少ないために、太陽光発電ファンドを検討しているという方は、融資を利用して自分で太陽光発電所を運用することも一度考えてみてはどうでしょうか。

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