事例紹介
インタビューした方
和泉 忠さん
(48歳)
生まれた西暦 | 1970年生まれ |
---|---|
都道府県 | 神奈川県 |
投資したエリア | 千葉県・埼玉県・群馬県 |
金額 | 9億 |
年間売電価格 ・FIT価格 |
1億2,000万円/年・18円〜36円 |
【和泉 忠さんインタビュー】投資額9億で売電収入1億2,000万円/年
目次
和泉さんはどんな学生生活でしたか?
裕福な家庭ではなかったので、工業高校に進んだあと、18歳で父親の会社の手伝いに入りました。
その後、21歳のときに退社して有限会社を設立しました。
それからずっと25年ぐらい会社を経営しています。
現在は父の会社と合併して、今のIZUMI Group.となっています。
どんな会社を経営をされていますか?
空調機やポンプ、冷凍機などのメンテナンス事業です。
上場企業の指定業者のような形で事業を運営しています。
環境保護のために植林をするCSR活動も行っており、2017年8月に山林約130万坪(東京ドーム約91個分)を購入しています。
また2018年10月には、北海道紋別郡興部町の山林約10万坪を購入して植林を進めています。
投資を始めようと思ったきっかけは?
学生のとき貧乏だった経験から、いつか不動産を持って「毎月安定した金額が入る気持ちの安心」が欲しかったからですね。
投資は28歳ぐらいのときに100円パーキングから始めました。
その頃は100円パーキングは走りのときだったので、今のような駐車料金の上限額はなかったり、支払いは100円玉でしか対応していなかったんです。
そのため、駐車場の横に自動販売機を置けば駐車した人が両替するために自動販売機で1,000円札を崩して支払っていました。そのため、自動販売機でも儲けることができたんです。
また、自動販売機をつけると設置協賛金が30万円ぐらいもらえた時代でした。
その売上だけで購入した土地代を返済できたので、100円パーキングを3か所はじめました。
それで100円パーキングを3年続けたら、取引している銀行から「ビルを建てませんか」という提案をもらったんです。
そこで貸しビルを3つ建てました。それが31歳の時ですね。
そこから不動産事業を加速させていきました。
ただ、不動産事業を運営しているなかで不動産のメリットとデメリットを感じました。
現在、マンションを100部屋ほど持っていますが、出入りは激しいし、空室リスクなどがみえてきたんです。
そんなとき太陽光投資を知りました。
太陽光投資は不動産と違って人からお金をもらうわけではなく、ずっと存在する太陽光から発電して売電をする。そのため不動産投資につきまとう空室リスクのようなものがないんですよね。
そこで太陽光投資のメリットを感じました。
そこで不動産のデメリットから、太陽光投資にシフトをしていきました。
太陽光投資と不動産投資のメリット・デメリットはどう感じますか?
まず太陽光投資のメリットは、キャッシュフローが安定していることですね。
太陽光がなくなることはないし、売電したお金は東電から振り込まれるので未払いというのがまずありません。
反対に、太陽光投資は担保評価がありません。
そのため、銀行からお金を融資してもらうのが大変でしたね。
6年前はまだ太陽光投資が普及しておらず、銀行も太陽光投資というものを知らなかったので、融資を受けるのには苦労しました。
その点、不動産は担保価値があるので融資が受けやすかったですね。
また、不動産投資のメリットはインフレに強いことです。景気がよくなったら賃料や収入が増えていきます。
太陽光はFIT価格(売電価格)が最初から決まっているので、インフレになっても売電金額は変わりません。
反対に、不動産投資は空室リスクやデフレで収入が下がる可能性があるのがキャッシュフローが安定しないことがデメリットだと思います。
購入にいたるまでに気をつけたことは?
なるべく崖など傾斜地での購入は避けました。
理由は、取引している銀行から太陽光融資で失敗した例を伺ったところ「排水系統がしっかりしていない物件を購入したため、土砂崩れで下の住宅に損害を出した」という話を聞いたからです。
また、近隣問題が起きそうなところも避けています。
あと、九州だと連携するまでに何年もかかったり、出力抑制のリスクがあったので東電管轄のエリアで投資しています。
どういう物件を購入しましたか?
FIT価格18円〜36円でシステム出力10〜1400kWの物件を16か所持っています。
http://www.ki-izumi.jp/service/electric.html
投資総額は約9億で、年間約1億2,000万円の売電収入があります。
一番最初の物件は今から6年前に購入しました。
システム出力が約10kWの物件をDIYキットで自分で土地を開梱して設置しました。
そのあとも7か所は自分で作りました。
太陽光投資を進めるうちに設置する土地がなくなり、自分で作ることが難しくなってからは最初から設備が設置されている完成品の物件を買うようになっています。
ほとんどは50kW未満の低圧物件で、場所は千葉県に中心に買っています。
その理由は、土地勘があるというのと、近くで買えば、物件を一気にまとめて点検できるからですね。
千葉県香取市織畑発電所
メンテナンスはどうしていますか?
今までは自社管理をしていました。
ただ、今年から物件が故障していないか遠隔監視してくれる「みえるーぷ」というサービスを使用しています。
その理由としては、今までメンテナンスや草刈りなどは会社の社員が時間があるときにやるようにしていたが、中途半端になってしまうからです。
融資はどうやって受けましたか?
僕は比較的大きめな銀行から融資を受けました。
ただ、融資を受けるのは難しかったですね。まず、当時は銀行が太陽光投資をよく知らなかったので、理解してもらうのが難しかったです。
あと、太陽光投資を設置しようとした場所が取引している銀行の融資対象のエリア外でした。また、不動産投資と違って太陽光設備は担保価値がないので、その点もハードルになりましたね。
結局は説明をしっかりすることで理解してもらって、銀行の担当の方が本部をくどいてもらって融資を受けることができました。
今では銀行からは「もう5億ぐらい出したい」と言われています(笑)
購入するにあたり成功、失敗したと感じたことは?
成功したと思う点は、利益が出ているので、太陽光投資が会社の事業として柱となった点ですね。
本業のメンテナンス事業・太陽光・不動産と3つの柱ができました。
失敗したと思う点は、しいていうとするなら、もっと早めにたくさん買っておけばよかったなって思っています。
それはFIT価格が下がったからというわけではなく、エリアなど条件に合う物件がどんどん購入されてしまったからですね。
むしろFIT価格の低い、大きい物件がほしいと思っています。
その理由は、利回りが同じFIT価格36円の物件と18円物件では、FITが20年後に終わったあと、18円の物件の方が36円の物件より発電量が倍ありますよね。
そのため、18円でたくさん発電する大きい物件が欲しいと思っています。
追加で物件を購入したいですか?
良い物件がでてきたら買いたいですね。銀行からの融資も受けられますし。
ただ、銀行からは「現場も見れて、翌月から売電できる中古物件にしてほしい」と言われていてるんですが、なかなかないんですよね。。。
FAプロダクツさん、いい物件があったら紹介してくださいね(笑)
太陽光投資する方に、成功するためのアドバイスをください
意外と見えない経費があることに注意してくださいね。
雷雨や台風などのあとは物件が故障していないか不安になるので、太陽光の物件を遠隔監視できるツールを使っています。
あとは、あと定期的な草刈りも必要で、外部委託することになったらその分経費がかさみます。
そのため、経費をちゃんと計算して、実質利回りがどれぐらいになるのかしっかり考えたら良いかと思います!
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