事例紹介
インタビューした方
岡本 大輔さん
(42歳)
生まれた西暦 | 1976年生まれ |
---|---|
都道府県 | 東京都 |
投資したエリア | 茨城県結城市 |
金額 | 1,500万円 |
年間売電価格 ・FIT価格 |
176万円/年・27円 |
【岡本 大輔さんインタビュー】投資額1,500万円で売電収入176万円/年
目次
岡本さんはどんな学生生活でしたか?
大学1年〜3年の間は遊んだりバイトしたりする一般的な学生でした。
大学4年のときに就職活動したり資格の取得をしようかと検討して、宅建を取得。大学4年のときには株に関しては興味を持っていて、株式を購入していまいた。
当時はネット証券がなかったので、証券会社に足を運んで口座を作っていましたね(笑)。
ただ、ガッツリ株式投資をしていたわけではなく、就職活動で周った会社でいいなと思ったところだけを購入していて、財務分析なども特にやってはいませんでした。
どんな会社に入ってどういうことをされていましたか?
2000年に新卒でゼネコン会社に入りました。
文系なので、事務職を担当していました。
その頃はゼネコンはボーナスがでなかったのと、ゼネコン会社が倒産するケースもいくつかあったので、転職してマンションの分譲会社に入りました。そこでは営業を担当していました。
その後、賃貸アパートの建設会社に入って、販促企画をする部署に入りました。
投資に興味を持ったのはその頃ですね。
自分が勤めている会社でアパート作ったら節税になることを知ったことがきっかけです。
また、実家が愛媛県にあるんですが、土地を相続をする際にどうすればいいのか考えたのも投資をするきっかけでもあります。
その後、部署異動になってIRに移転になりました。そこで株式についても理解が深まりました。
その頃は不動産投資をするにも銀行の融資が厳しかったので、株式投資を始めました。
株式で儲かり始めたので、信用取引を始めて、そのあとFXまで幅を広げましたが、それが大きな失敗で。。。
ちょうどリーマンショックがあって全財産が吹き飛びました。
それによって、数年は投資への興味がなくなってやっていませんでした。
その頃、ビジネススクールにも通い始めて、2回転職しました。
今の会社で4年ちょっと経っていて、今は化粧品関係の会社で経営企画を担当しています。
太陽光発電投資を始めようと思ったきっかけは?
祖父が亡くなって、田舎の土地を相続することになりました。「土地をどうしようかな」と考えていた時、アパートや資材置き場、駐車場にしても場所的に儲からないとわかりました。
ちょうど2016年頃に太陽光投資が盛り上がっていたので、太陽光投資に興味を持ちました。
ただ、その土地は農地法に引っかかって、太陽光発電を設置するには農地転換をやらなくてはいけませんでした。
農地転換には農業委員会に認められなくてはなりません。それは自分ではできないと思い断念しました。
ただ、太陽光投資には興味を持つきっかけになりました。
不動産投資も検討しましたが、太陽光投資の方がリスクは少ないとわかり、いろんな太陽光分譲会社とコンタクトを取りました。
そこから提案された中で、今の茨城県の物件を申し込みました。
ただ、最初に申し込んだ太陽光物件はローンが通りませんでした。
おそらくその理由は、一気に2機ローンを申し込んだからだと思います。
金融機関からの借入総額3,000万円を超える金額でした。
太陽光分譲会社の方から1,500万円ならローンが通ると聞いて、申し込んだところ、融資が通ったので購入しました。
自分で厳しめでシミュレーションをしたところ、税金加味しないで900万円ぐらいは儲かる計算でした。
実際始めてみて、おそらく900万円以上は儲かりますね。
購入にいたるまでの流れや気をつけたことは?
1つ目は施工会社の調査です。
金額も大きく重要な申込みなので、ちゃんと会社の信用をみないといけません。
施工会社を帝国データバンクで確認して評定があまりにも低くないか確認しました。
–太陽パネル施工中の様子–
2つ目はシミュレーションの確認です。
太陽光物件の資料請求をして出されたシミュレーションがめちゃくちゃだったところもありました。
そういうリスクを回避するためにも、自分で売電シミュレーションをしないといけません。
ひどいところはパネルの発電量が違うところもありました。
そういう会社は怪しくて、代表者の名前が載っていませんでした。
故障のリスクからパネルは国産にしたかったですが、国産はあまりないので、中国産のものを購入しました。
ここは保険でカバーする判断をしました。
どういう物件を購入したか、またその理由は?
まずは最低限自分で管理したいと思ったので、車で行ける範囲(埼玉県・千葉県・茨城県西部)で道路に接している物件を検討していました。
車で行ける範囲にすれば、例えば「パワーコンディショナーが停止した」などのトラブルがあったときでも夜すぐに確認に行けますよね。
–パワーコンディショナー–
次に、もし近隣トラブルがあったとしても対応できないので、物件の南側に住宅がない物件かどうかです。
同時に物件の南側に影になるようなところがないかどうかですね。
–施工前の写真。南側には影も住宅もない。–
契約した物件は売電価格27円/kW。
もっと売電価格が高い物件もありましたが、さきほどの条件にマッチしたものがありませんでした。
メンテナンスはどうしていますか?
メンテナンスをしている会社に依頼しています。
草刈りはオプションになって費用がかかるので、最初に防草シートを敷きました。また、遠隔監視カメラも入れています。
2〜3ヶ月に1回ぐらいドライブがてら太陽光の物件を見に行っています。
そのときに、フェンスに草がかかってたら切ったりしています。
購入するにあたり成功、失敗したと感じたことは?
成功したところは土地を賃貸や売買にしないで、土地に太陽光パネルを載せさせてもらう期限付きの「地上権」の契約にしたところですね。
地主さんが80歳を超えた方だったので、相続で揉めたときに、とばっちりを受けかねないので地上権にしました。
土地の賃貸借と比較して、地上権は権利が強いのと、地主さんの許可なしで勝手に売り買いができるので、そうしました。
ここは、不動産の会社に勤めていた経験が活きましたね(笑)。
あと、シミュレーションを自分で厳しめで行いましたので、実際シミュレーション以上に売電ができています。
税金も自分で計算して、売電する中で税金の支払いができるとわかっていました。
また、太陽光発電をするにあたり、会社を起業しています。
会社にすることで経費処理ができるので、税金面でもメリットがあります。
失敗した点は、最初にアプラスで借りたことですね。
アプラスは信販の中で一番融資が通りやすいんです。最初は融資が通りにくいイオンで通せばよかったと思っています。
そうしないと、次の太陽光発電を購入して拡大するときにイオンが使えません。
2018年10月に愛媛で2機目と3機目を契約しましたが、ジャックスと地元の信金で借りようとして、融資がつくのに相当時間がかかりました。
追加の投資はどういう物件にしましたか?
2機目と3機目は愛媛県で購入しました。売電価格は18円/kWです。
愛媛県にした理由は実家があるので拠点にしようと思ったからです。実家から通える距離にしました。
太陽光で儲けることができる範囲では目一杯やる予定です。
シミュレーションをしましたが収益としては良いところかなって思いました。
あと、関東だとアプラスで借りたのもあって、信金から借りれないのも理由です。
アプラスから切り替えを検討したが、どこも全滅でした。
そのため、茨城の物件は儲かっていますが売却して拠点を愛媛に移そうと考えています。
不動産投資にしなかった理由は?
不動産投資は今は利回りがあまり取れないことがわかったからです。
あと、太陽光投資で信用を使ってしまっているので、不動産投資は融資の関係からできないですね。
太陽光投資する方に、成功するためのアドバイスをください
自分できちんと収益計算できないとやめた方がいいと思います。
これは不動産でも同じです。投資ではなく経営者意識でやらないとうまくいきません。
ただ、自分の手を動かすのが嫌いじゃなければおすすめです。
今後売電価格が下がったときはどうなるかわかりません。
自分で所有している遊んでいる土地であれば良いと思いますが、1機程度だったら利益の旨味が少ないので、おすすめしづらいです。拡大することを前提とした方がいいと思います。
太陽光のプロに無料で相談!
ご検討は「何でも」お気軽にお問い合わせください
太陽光発電投資に関心を持っている方でこれからはじめようか検討している方にオススメの太陽光発電の完全マニュアルです!
・他の投資との比較
・なぜ投資会社は自分で買わないの?
・太陽光投資のメリットデメリット
・太陽光投資の流れ など
率直で、わかりやすいコトバで太陽光発電の基礎をしっかり理解して、お客様のより良い投資ライフにお役立てください!