2017.01.11 Jan
更新日時:2019.02.27 Wed
FIT価格が下がっても利益確保しやすい!「過積載」とは!?
著者 今野 彰久
スマートエネルギー事業部の部長です。
自身でも太陽光投資をしているため、投資する方の目線でのご紹介を得意としています。
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2017年4月で、売電価格が低下しても、また、過積載は低圧の案件の場合でも、 利益を確保しやすい『過積載』という方法がおすすめです!
過積載という設置方法にすると、これまでのシミュレーションで出されていた数字より、数百万円もプラス利益になります。
※発電所の規模により金額は変わります。 その理由を今回はお伝えいたします! ▼グラフで見る過積載のメリット なぜ、過積載にすると利益が増えるのか、図を見て解説します。
図水色
過積載パワーコンディショナを利用した場合の出力推移のグラフ(日)
図グレー
定格パワーコンディショナを利用した場合の出力推移のグラフ(日) 定格パワーコンディショナを利用した場合は、朝夕の日照が弱い時間は出力が少なく、 日中の太陽がよく出ている時間は出力が増えています。
過積載パワーコンディショナを利用した場は、朝夕の日照が少ない時間から出力をしています。
▼なぜ過積載は一日中発電量が落ちないのか?
通常、太陽光発電所はパワーコンディショナの定格出力を考えてパネル枚数が設計されていました。
しかし、過積載はパワーコンディショナ定格出力を越えてパネルを設置するため、 朝や夕刻などの最低発電量を底上げしている状態といえます。
日中のピーク時もパネル増量分発電量は増えますが、パワコンの上限値以上の電力は捨てる形になります。 ピークカットと呼ぶ現象ですが、特別過積載だからカットされる訳ではなく、 定格出力に合わせた発電所でも発電量が多すぎるとピークカットはされています。 こうして、一日中安定した発電を行うことにより、過積載は総発電量を増やす=利益を増やすことができるのです。
▼過積載にすることで案件容量が変化する?
朝夕の日照が少ない時間から出力、つまり発電をしているため、 トータルでみると膨大な量の発電増となりそれだけ売電利益を増やすことができます。 定格出力とはパワーコンディショナの接続容量のことです。 基本的に、パネル枚数はこのパワコンの容量に収まるように考えながらパワーコンディショナとパネルのセットを増やしていき、 任意の低圧容量の発電所を作る、というように設計をしてきました。
・通常のパワーコンディショナの場合 5.5kWのパワーコンディショナに対して従来通り20枚接続可能 パネル270W×20枚×パワーコンディショナ9台=パネル容量49.5kW
・積載率200%対応のパワーコンディショナの場合 5.5kWのパワーコンディショナに対して従来20枚だったパネルが40枚まで接続可能 パネル270W×40枚×パワーコンディショナ9台=パネル容量97.2kWと同等!
2017年4月以降のFIT価格が更に下がる可能性が高いので、 利益確保に有益な過積載、ぜひこの際にご検討ください!
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