2018.02.26 Feb
更新日時:2019.02.27 Wed
ついに到来!? DC1500Vシステムの時代!
著者 今野 彰久
スマートエネルギー事業部の部長です。
自身でも太陽光投資をしているため、投資する方の目線でのご紹介を得意としています。
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今年4月1日からFIT制度が改正され、太陽光エネルギーの導入を促進しようとする企業、人々にとっては、これまで以上に障壁が高い時代となりました。
が、朗報です!こんな時代だからこそ、最適なシステムがあります。
目次
システム電圧はDC1000Vから1500Vの時代に
ますは業界的な話ですが、2015年~2020年までの日本のマーケット動向を見ると、FIT価格の低下とともに太陽光発電の年間設置量は下降していく傾向にあります。
ですが、パーセンテージで見れば、1メガ以上のメガソーラについては実は変化が少ないんです。
そして、このメガソーラに対し、FIT価格が低下していくなかでのソリューションの一つが1500Vの太陽光発電システムと言われています! PVマーケットではこれまで、コストの占める割合の高いモジュールの価格削減に焦点をあてていました。
しかし現在はパワーコンディショナーの価格削減が求められている為、システム電圧をDC1000Vから、より効率の良いDC1500Vへ転換するニーズが高まっています 。
従来システムとの比較とメリット
1.発電効率アップと電圧降下リスク低減 PVパネルで発電した電力の一部はPCSに送電される間に、直流電路の抵抗により熱として消散してしまいます。DC1500V 化により、PV パネルで発電した電力をPCS に供給するまでのストリング/ケーブル、および接続箱の導通損失を更に低減し、発電効率をアップすることが可能です。
2.システムの簡素化とコスト低減 下図は1MW( 発電パネル4032 枚) のPV 発電プラントをDC1000V システムとDC1500V システムで構成した場合の試算です。
発電電力は“ システム電圧” と“ 電流” の『積』となります。同じ電力を発電する場合にシステム電圧をDC1000V からDC1500V に上げると、電流はDC1000V 時の60~70% で良いことになり、直流電路を構成する資材費を大幅に低減することが可能となります。
結晶系PV パネルの開放電圧VocはDC35V程度のため、DC1000Vシステムでは1ストリング当り24直列となり、ストリング数は合計168 本となります。
一方、DC1500Vシステムでは、直列数を32枚程度まで増やすことが可能で、ストリング数は合計126本となります。また条件によっては(上図は1MW相当プラントでの試算) 集電箱の削減も可能です。よって、各種ケーブル、接続箱、集電箱数を大幅に削減することが可能になります。
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ワイドミュラーは豊富な実績を基に、いち早く 1500V システムに対応しました。
弊社では同社が接続箱の販売に乗り出した際から、パートナーとして、ワイドミュラーの接続箱を日本に広めてきました。
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