太陽光発電投資の基礎を知る
2019.02.24 Feb
融資の流れ
「融資の種類」のページで解説した各金融機関は、それぞれ申請から融資を取り付けるまでのプロセスに違いがあります。
このページでは具体的な「融資の流れ」について解説していきます。
日本政策金融公庫・銀行における融資の流れ
日本政策金融公庫や銀行における融資の流れは、おおよそ以下の通りです。
これらのうち、もっとも重要なのは「2.必要書類の提出・面談」です。具体的にどのような書類を求められるのか、面談時に注意すべきことは何なのかご説明します。
必要書類の提出・面談
主に「投資案件に関する資料」と「事業計画のシミュレーション」、「借入状況や個人資産が分かる書類」の3つが必要になります。
・投資案件に関する資料:発電施設の費用・販売業者・運用時の管理体制
・事業シミュレーション:予想できる利益・経費をもとに収支を資料にした資料
・財務状況が分かる書類:源泉徴収票や確定申告書、その他保有資産が分かる書類
金融機関により要求される書類は異なりますが、事業の堅実さ・返済能力の高さを証明できる資料は多いほど望ましいです。
なお、上記に加えて、日本政策金融公庫の場合は「創業計画書」が必須。これは日本政策金融公庫公式ページの「各書式ダウンロード」にて配布されており、記入例は同サイト内に掲載されています。
作成難度は高くないものの、事業者の意気込みを判断する重要な材料であるため、熱意と計算高さが伝わるよう作成できれば理想的です。
「投資」だと判断される発言はNG
面談の際は、必要書類の提出・面談時は「太陽光投資」ではなく「太陽光発電事業」という言葉をもちいましょう。特に日本政策金融公庫や銀行は「事業を投資として捉えている」という部分に敏感です。
事業者としての覚悟を持っており、完済できる可能性が高い相手にしか融資をしないため、ギャンブルを連想させる「投資」という失言で信用を失うことにつながります。
信販会社における融資の流れ
信販会社のソーラーローンにおける融資の流れは、おおよそ以下の通りです。
1.必要書類の提出
2.融資の可否を決める審査(審査期間は数日~数週間)
3.融資の実行
日本政策金融公庫や銀行と異なり、信販会社が要求する「申込書・見積書」や「収入証明書」などを郵送するだけで、融資のための審査がスタート。短期間で融資の可否が分かり、審査基準が緩いため多くの融資希望者に注目されています。
ただし、信販会社は他の金融機関より融資条件で劣るケースが多いため、まずは低金利で借入が行える日本政策金融公庫や銀行をあたることをおすすめします。
融資の基礎知識や種類、具体的な流れを覚えたあとは、いよいよ物件購入をシミュレーションする段階です。つぎのページでは「物件購入のシュミレーション」というテーマで解説を続けていきます。
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著者 今野 彰久
スマートエネルギー事業部の部長です。
自身でも太陽光投資をしているため、投資する方の目線でのご紹介を得意としています。
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