太陽光発電投資の基礎を知る
2019.02.24 Feb
物件運用時のトラブル
ここでは太陽光発電の投資において運営時に起こりうるトラブルについて触れていきたいと思います。
とは言うものの、実は太陽光発電は他の投資案件と比較すると、よほど粗悪な物件でない限り、ほとんどトラブルが発生しません。
適切な保守点検やメンテナンスさえ施していれば、トラブルに悩まされることが無いというのが事実です。
トラブルの比較例としてマンションなどの賃貸物件を運営する場合と比べてみましょう。
家賃滞納の心配がない
賃貸マンションやアパートでは入居者から毎月の家賃を回収しなければなりません。
もし、家賃の回収が困難な人に居室を貸してしまったらオーナーは頭を抱えてしまいます。
最悪な場合、訴訟などの法的手段を取らざるをえず、そうなると経済的にも精神的にもオーナーの負担は大きくなってしまいます。
その点、太陽光発電では作った電力を電力会社に売り収入を得るので、回収の手間はもちろん、1円単位で未回収になることがありません。
住人トラブルがない
入居者が夜中に騒いだり、ゴミを溜め込んで異臭をさせたりなど、マナーや契約を無視した住人トラブルは賃貸物件には付きものです。
寝タバコやストーブ火災などの危険性とも背中合わせですし、自殺や事件なども無いとは限定できません。
そういう点においても太陽光発電では現地にパネルや機械設備しかないのでトラブルが発生しません。
機械設備から発する機械音も極めて静かですし、外柵フェンスの門扉は施錠しているので容易に人も侵入できないので安心です。
設備の故障トラブル
賃貸物件において、各居室に設置している給湯機、エアコン、換気扇やオートロックドアなどの設備は入居者の使い方によって故障の頻度が左右されてしまいます。
これらの設備は故障したら交換することになりますが、交換の対応が遅くなると入居者からクレームがついたり、「家賃を下げろ」など無茶な要望を言う入居者もいて対応に困ってしまいます。
太陽光発電の物件は太陽光パネルやパワーコンディショナなどの電気機械設備で構成されています。
そのため絶対に故障が無いとは言い切れませんが、メンテナンス会社による定期点検やメンテナンスを行うのでトラブルに発展することはありません。
何より、第三者に迷惑がかからないことが太陽光発電の投資のメリットでもあります。
近隣住民と良好な関係を築いておきましょう
耕作放棄地や山林、原野などの土地を活用することが多い太陽光発電所ですが、もし、太陽光物件の周辺に住宅がある場合は、その住人と良好な関係を築いておきましょう。
発電所の周辺がゴミや雑草で鬱蒼としていては印象を悪くしてしまうので、定期的にパトロールして整理しておくことです。
また、発電所のオーナーとなった時点や年に1度、ご挨拶に伺うのも良好な関係構築に効果があります。
地震や津波などの天災トラブル
地震や津波などの天災トラブルを人の力で防ぐには限界があります。
また、近年では電線や金物の盗難なども各地で発生しています。防犯カメラなどの設置も一定の効果はありますが、万が一に備えて適切な損害保険に加入しておくことが大事です。
次のページでは、そのような場合に役立つ「保険」について解説します。
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著者 今野 彰久
スマートエネルギー事業部の部長です。
自身でも太陽光投資をしているため、投資する方の目線でのご紹介を得意としています。
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